こんにちは、元CAのSatomiです!
海外旅行好きの皆様、円安で頭を悩ませていませんでしょうか?コロナ禍も過ぎ、やっと旅行も自由に行けると思った矢先の円安…。海外旅行に中々手が出ない、行っても値段が高くて楽しめないのではないかなどの不安で、せっかく旅行に行く気になってもためらってしまいますよね。
そんな皆様に、今回は円安でも楽しめる海外旅行先5選を紹介していきたいと思います。
最近の円安とインフレが海外旅行に与える影響
1ドル157円・1ユーロ164円(2025年1月現在)の今、1ドル100円計算していた時代はどこへやら、気づけば円安にも関わらず世界中で物価が上昇し続け、多くの日本人にとって海外旅行が手の届かないものになりつつあります。
実際、海外旅行に行きたいけれど滞在費を計算すると予算オーバーで諦めた方も多いかもしれません。
私もアメリカにフライトした際にハンバーガーを1つウーバーイーツして3000円払った時は、中々の衝撃を受けました。笑
ちょっとした買い物も金額でいちいちショックを受けてしまうため、円安ドル高になってからはアメリカのフライトは全然楽しいと思わなかったです。
物価で旅行に対するモチベーションが大きく変わることを痛感していました。
円安・円高とは?
円安:別の通貨に対する円の相対的な価値が低くなること。
円高:別の通貨に対する円の相対的な価値が高くなること。
アメリカドルで例えば、1ドル=100円の状態から、現在のように1ドル=150円になった場合は円安となります。100円あれば1ドルに交換できた状態から、150円必要になった場合は同じ金額でより少ないドルしか取得できないからです。
円高だと逆で、1ドル=50円だと半分の日本円で同じ金額(1ドル)を交換できるので円高(円の価値が高い)といえます。
円安が海外旅行にデメリットになる理由
円安になると、ホテル代、食事代、お土産代など、旅行全体にかかる費用が増加します。さらにインフレの影響により、物価高(ただでさえ物が高い)+円安(物を買うのに多くの日本円が必要)という経済状況のため、円安でない時に比べて出費が多くなります。
このような状況だと、ちょっとした支払いでも毎回高額になってしまい金銭的な負担がかなり大きくなります。
円安だと海外旅行は諦めた方がいいの?
円安とインフレで海外旅行は高いと諦めてしまう気持ちもわかります。
しかし目的地の国の通貨、予約時期、滞在方法によっては大きく費用を抑えることも可能です。
特に円安の影響の少ない国を選ぶことで、手が届く海外旅行もあるかもしれません。
今日は円安でも行きやすい海外旅行先を5つご紹介したいと思います!
【女子一人旅】円安でも楽しめる海外旅行先5選
台湾
日本から約3時間30分という近さで人気の海外旅行先。LCCのフライトでも苦にならない距離です。
食も美味しくてSPAやマッサージが充実しているのでご褒美旅行にはもってこいです♡
最高級ホテルのリージェント内にある有名な沐蘭(ムーラン)SPAでもボディーマッサージが2万円代で受けられます。もちろん安くはないですが、日本でこのクラスのホテルのSPAを利用すると倍の値段になると思います。
他に行きやすいポイントとしては、日本語も話せる台湾人も多いので海外の中でも言語の壁は少ないです。(日本語のメニューのあるお店も多い)
グルメも小籠包やタピオカミルクティー、魯肉飯などの比較的安価&一人でも楽しめる食事も多いので、もちろんお店にもよりますが、現地でも食費のコストは安く楽しめます。
歴史的に有名な博物館から最先端のショッピングタウンや夜市まで、朝から夜まで観光にも困りません。
通貨:ニュー台湾ドル
レート:4.75円(2025年1月現在)
<参考価格>
・スーパーの500mlのミネラルウォーター:約40円〜120円
・タクシー初乗り:約400円
トルコ
日本から直行便で12時間ほどで、イスタンブールまでターキッシュエアラインがデイリー運行している他、ANAが最近新規就航しました。トルコの通貨はリラで、ドルやユーロに比べて円安の影響が少ない通貨のため円安でも行きやすい観光地と言えるでしょう。
ヨーロッパとアジアの交わる場所として、独特なエキゾチックな雰囲気を感じます。街中の至る所に有名な歴史的建造物や美術館、巨大モスクなどがあり、一人で探索しても飽きることはありません。
女子一人旅だとイスラム国家なことや治安面で心配になるかもしれませんが、外務省が発表している警戒レベルだとほとんどの地域で安全と言われています。(とはいえもちろん対策は必要です)また、イスラム教の規律もアラブ諸国に比べると比較的ゆるく、街中にお酒を飲める場所もたくさんあります。
もし一人だと安全面や交通手段、言語の壁が不安な方は、トルコ専門のツアー会社を利用するのもオススメです。
日本語ツアーを利用すれば、通訳付きで濃密な観光ができますし、安全な専用車で世界遺産のカッパドキアにも足を伸ばせます。
トルコ専門のツアー会社のオススメはこちら→【TOURQUA】
通貨:トルコ リラ
レート:4.3円(2025年1月現在)
<参考価格>
・スーパーの500mlのミネラルウォーター:約25円
・タクシー初乗り:約400円
クアラルンプール
お隣のシンガポールは通貨と物価が爆上がりで中々行けない中、クアラルンプールはまだ比較的物価は安く、食事やホテルなども日本人にとってリーズナブルに感じます。日本の物価の半分と考えるとわかりやすいと言われていますね。
クアラルンプールには世界一安く泊まれるリッツ・カールトンがあり、リッツのゴージャスな雰囲気でのアフタヌーンティーが日本円で3000円ちょっとくらいで楽しめます。お茶もたくさんの種類から選べて、お湯のお代わりも足してくれるので、居心地最高です。仲の良い同僚とクアラルンプールにフライトした時は必ず訪れていました!
観光もブルーモスクやピンクモスク、スリ・マハマリアマン寺院など異国情緒を感じられて私はCA時代好きな滞在先の一つでした。食事も中華からインド料理、マレー料理まで幅広く楽しめます。
LCC大手エアアジアが直行で就航しているので、渡航費を抑えたい方にもおすすめです。
通貨:マレーシアリンギット
レート:34.8円(2025年1月現在)
<参考価格>
スーパーの500mlのミネラルウォーター:約50円
タクシー初乗り:約250円
バリ島
リゾート地に一人で行くのは寂しい…と思っていませんでしょうか。私は日頃お疲れな女性の皆様ほど一人旅でのバリをオススメしたいです。バリは「神様が住む島」と呼ばれ、海、熱帯雨林、火山、棚田などの雄大な自然と数万以上の寺院が融合して島全体がパワースポットのようにエネルギーの強い場所です。日々忙しく過ごしていると忘れがちなスピリチュアルを思い出させてくれます。
シングルで泊まれるキレイなホテルもたくさんありますし、近年ではロハスやサスティナブルなライフに注目している人々が世界中から移住しているので、異文化交流や友達をつくることもできるでしょう。
のんびりするのはもちろん、ヨガの聖地ウブドでヨガをしたり、チャングーでカフェやショッピングを楽しんだり等アクティビティも飽きません。バリの物価は現地人向けと観光客向けで大きく異なる場合があります。ローカルなお店やスーパーマーケットなどを上手く活用すれば費用の面でも抑える工夫ができます。
通貨:インドネシア ルピア
レート:0.0096円(2025年1月現在)
<参考価格>
スーパーの500mlのミネラルウォーター:約25円〜50円
タクシー初乗り:約75円(その後100メートルごとに6円加算)
ベトナム
日本から直行便で約5時間半で行けるのでアクセスが良く、その他東南アジア諸国に比べても物価の安さが円安の強い味方です。ベトナムは対米ドルに対して固定相場制をとっているため急激な下落がなく、インフレも起こりにくくなっています。
都市では飲食店やカフェもたくさんあり、食事もフォーやバインミーなど日本人の口に合うものが多いのでグルメも楽しいです。
ベトナムは南北に長い国なので、北のハノイと南のホーチミンでは都市でも雰囲気や気温も違いますし、少し遠出をするとハロン湾などの美しい世界遺産も存在します。
スパやネイルもリーズナブルにできるので美容の面でも女性に人気の観光地です。
通貨:ベトナム ドン
レート:0.0062円(2025年1月現在)
<参考価格>
スーパーの500mlのミネラルウォーター:約30円
タクシー初乗り:約70円
その他円安の時にできる工夫
- なるべくクレジットカードやデビットカードを使う:通貨を両替する際に発生する手数料を抑えることができます。「日本円→現地通貨に換金→帰国後残った通貨をまた日本円に換金」だと、かなりの金額の手数料が引かれてしまいます。
- 現地では現地通貨でカード決済する:お店によっては支払い通貨を現地通貨か日本円か選べるところがありますが、その場合でも現地通貨で決済する方が安い場合が多いです。
- 航空会社のセールを活用する:旅費の出費で重いのが航空券ですが、新春、バレンタイン、サンクスギビングなどの行事で航空会社は時期によってセールを行なっています。またプロモーションしている特定路線が期間限定でセールになっている時もあります。こまめに情報をチェックすると驚くような格安チケットを手に入れることができる時もあります。
気になる旅行先がある場合はまず航空券を調べてみましょう!もしかしたらお得なチケットが見つかるかも?!
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まとめ
旅行好きの皆さんが悩んでいる円安でも楽しめる海外旅行先5選を紹介しました。
渡航費を計算して海外旅行に行くのをためらいがちでも、目的地と工夫次第では諦める必要はありません!
円安に負けずに海外旅行も楽しみましょう!
今回の記事が皆さんの旅行に役立ててれば嬉しいです♡