今回は前回アブダビ空港に到着した続きからレポしていきます!
アブダビのザイード国際空港 新ターミナルAのエティハド航空ビジネスクラス専用ラウンジに行ってきましたので、その様子をお伝えしていきたいと思います。
ザイード国際空港

アブダビの主要国際空港で、ドバイ国際空港に次ぐUAE第2位の規模を誇り、エティハド航空のハブ空港として運用されています。外観は美しい曲線が特徴的で、「世界でもっとも美しい空港」 として、国際建築デザイン賞 Prix Versailles を受賞しています。
映画「ミッション・インポッシブル/デッドレコニング PART ONE」では、建設中の空港でアクションシーンの撮影が行われるなど、ロケ地にもなるほど近未来的な空港です。
ちなみに、エティハド航空利用でのアブダビでの乗り継ぎは、入国審査や荷物のピックアップは必要ありません。手荷物検査のみ受けてターミナルに入れます。
エティハド航空 ビジネスクラスラウンジ
2023年に新設されたターミナルAにあるエティハド航空ビジネスクラス利用者専用ラウンジ(ファーストクラス利用者は別に専用ラウンジがあります)の特徴です。
- 3フロアに広がる超大型ラウンジ
- 開放時間:24時間オープン
- アクセス条件:ビジネスクラス以上の搭乗客※(注意事項あり)、Etihad Guestの上級会員(プラチナム・エメラルド)が無料で利用可能。
- エコノミー客も有料でアクセス可能。条件は2時間以上の乗継ぎ時間、4時間までの利用。値段は590ディルハム(160USドル相当)
※⚠️注意事項
エティハド航空ではビジネスクラスを利用していても「Value」チケットで購入しているとラウンジへのアクセスがありません。またマイルでのエコノミーからのアップグレードも同様のようです。エミレーツやカタールも同様のようなので中東航空会社3社を使用する際はどのプランのチケットを購入しているか注意しましょう。
下の画像は公式HPで適当な日程で調べたものですが、10,000円安い選択にするだけで座席指定と払い戻し不可、ラウンジアクセスなし、リムジン送迎もなくなります。旅行会社を利用しているなど自分で予約をしていない場合は確認しないとトラブルになる可能性もあるかもしれません。

ビジネスクラスラウンジレポ
手荷物検査を受けたあとは、テーマパークのような雰囲気のターミナルが現れます。真夜中とは思えない活気で、どこを見てもピカピカです。

ビジネスクラスラウンジは、CターミナルとDターミナルの間に位置しています。

中は大きな3フロアに分かれており、巨大なエスカレーターやエレベーターで移動します。

ビュッフェは各階にあり、一番上の階にはアブダビの星空をイメージしたエレガントなバーカウンターもあります。
アブダビのあるUAEはイスラム教国なのでアルコールの提供は厳しいですが、ラウンジ内はアルコールも含めてフリーチャージで24時間食事を楽しめます。

ビュッフェは民族料理っぽい食事からデザートなど豊富なメニューです。

シャワールームはもちろん、仮眠室やゲームセンター、ビジネスルーム、スパの併設など、トランジットの時間が長くても快適に過ごせる設備がたくさんあります。

レストルームもキレイ。掃除の方が中に駐在していて、使用するたびに掃除してくれるので常に清潔で、タオルも補充してあります。

次の機材は2階建てのA380ですが、なんとラウンジの中から直接ゲートが繋がっているので、ギリギリまでラウンジでくつろいでから移動できます。この優雅さはまさにビジネスクラスの醍醐味ですよね。

エティハド航空のA380はファーストとビジネスは2階部分、エコノミーは1階に席があります。扉を開けるとすぐにゲートが!通路を進むとこのまま2階の座席につながっています。

感想
エティハド空港のビジネスクラスラウンジ、予想以上に良かったです!全てがモダンで食事やドリンクも充実していて、空間と通路が広いので人が多くても混雑さを感じません。バリアフリーなので、スーツケースを持っていても全然不便もなく移動できます。
何よりA380搭乗がラウンジから移動できるのがありがたいです。
トランジットは2時間ほどでしたが、もっと滞在していたかったくらい素敵なラウンジであっという間でした。日本を出発して12時間以上経っていると思いますが、この時点では全然疲れていませんでした。
そして次はA380でアブダビからパリへ向かいます!A 380の2階席楽しみです。
そちらのレポはまた次回の記事でお伝えします。