こんにちは、元CAのSatomiです！
もうすぐ海外旅行に行くけれど、海外で携帯を使うにはどうすればいいのかわからないといった悩みや、SIMやローミングなどは聞いたことはあるけれどよくわからない…海外で現地の電波を使うと高額な請求をされそう…などの不安はありませんでしょうか？
この記事ではあなたにぴったりの海外旅行でスマホを使う方法4選をを紹介したいと思います！
もしかして損をしている？海外でスマホの使い方を知らないデメリット
- 不便な思いをする：ネットに繋がっていないと、海外旅行先でスマホで気軽にメッセージやSNSでコミュニケーションを取ったり、必要な時にすぐ検索して調べ物ができず不便な思いをします。また安全面でも、もし貴重品を紛失したりトラブルに巻き込まれるなどの緊急事態が発生した時に、連絡をしたり調べる手段がないのは初動対応が遅れる可能性もあります。
- 必要以上の高額な料金を払っている：空港でルーターを借りる習慣があったり、よくわからなくて通信キャリアのオプションにとりあえず加入している方はもしかしたらもっと安く利用できるところを高額な料金を払っているかもしれません。
- 荷物や時間の無駄が発生する：今はスマホや電子化もどんどん進化しています。情報やサービスを把握していないと、省けるはずの荷物を持つことになったり、時間のロスが生じる可能性もあります。
電子化が進むにつれて、飛行機や鉄道のチケットはもちろん美術館の入館チケットなどもQRコード化されていたり、UberやGrabなどのアプリでタクシーを呼ぶのも普通になってきているので、ネットは常に繋がっていた方が絶対に便利です！
海外旅行でスマホを使う方法4選
滞在期間・訪れる国・一緒に旅行に行く人数・海外旅行に行く頻度などでスマホを使う方法が変わってきます。
今回は主な4つの方法を紹介しますので、あなたの旅行にピッタリなプランを見つけて参考にしてください。
①フリーWi-Fi
カフェやホテル、商業施設などにある無料のフリーWi-Fiスポットを利用する方法。私もわりと最近までこの方法でした。特にインターネットをあまり必要としない方、都心の観光地やショッピングセンターなどの商業施設を主に利用する場合などはこの方法でも事足りるでしょう。
メリット：無料で使える・準備がいらない
デメリット：使いたい時に使えない・WiFi接続に手間がかかる・速度が安定しない・インターネットセキュリティーに懸念
②海外ローミング
海外ローミングとは、海外滞在中に現地のネットワーク回線を利用してデータ通信を行う仕組みです。日本で契約しているキャリアを介して、提携先の海外回線を使って電話やネット通信を行うことです。
例えば携帯キャリアでドコモを使っている場合、ドコモが契約している現地の携帯会社の電波を使うことができます。
海外ローミングの対象機種で、かつ渡航先が対象エリアであれば使用できます。
利用を開始するには、スマホのデータローミングを「オン」にするだけです。しかし、ただデータローミングを「オン」にして使用していると請求金額がとんでもないことになりますのでご注意ください！
海外ローミングを高額請求を避けて定額利用するには2種類の方法がありますのでご紹介します。
1.普段の月額料金内で海外ローミングを利用できる料金プランで使用する
月額料金に追加料金なく、国内契約のデータ容量から利用できます。ahamoや楽天モバイルなどで利用ができます。
ahamo
私は個人的にもahamoを使っています。CAの中でも人気で気になっていたのと、当時使っていたdocomoの基本料金が高いと感じていたのでahamoに切り替えました。ahamoにしてからは海外でも日本にいる時と同様にいつでもにネットをストレスフリーに使っています。海外にいるからと言ってGBが減りが早いとは感じたことはあまりありませんし、ローミングでYoutube等の動画も普通に観ています。ahamoにしてから本当に海外での携帯の悩みがなくなりました。
ahamoだったら容量たっぷり30GBで月額2970円、申込みや追加料金不要で海外91の国・地域でのパケット通信も30GBまでのデータ通信が可能です。
楽天モバイル
楽天モバイルはRakuten最強プランのお支払いのみで、高速データ2GBまで海外ローミングの利用が可能。利用分はRakuten最強プランのデータ量として換算します。2GB超過後も海外ローミング自体は利用可能ですが、海外ローミングエリアでの通信速度が低速になります。引き続き高速データを使いたい場合は別途500円／1GBでチャージ式でデータが購入できるので、必要な分だけチャージをして高額請求になる心配がなく安心です。
2: 通信会社のキャリアで海外パケ放題などのオプション定額プランに加入する
各キャリアでは高額な料金にならないよう、使いたい放題の定額プランを準備しています。例えばドコモの世界そのままギガ、ソフトバンクの海外あんしん定額などです。
料金はSIMに比べると高くなりますが、手持ちの携帯のままプランに加入にすれば使えるので、海外旅行初心者の方や短期の旅行の方に向いています。
定額プランでは対象国・利用期間によって料金が設定されています。事前申し込みが必要な場合が多いので、利用する予定がある場合は加入済みの携帯キャリアで海外ローミングの料金プランをチェックしておくと良いでしょう。1日単位や時間単位の値段で見ると安く感じますが、長期間利用すればするほど加算されていくので長期の旅行には向かないかもしれません。
一番わかりやすい方法なので、旅行初心者の方・多少割高でも操作の簡単さや便利さの方が大事な方にオススメです。大手キャリアのサービスなのでトラブルや不明点はコールセンターに問い合わせることもできます。
私の母は一緒に海外旅行に行った際に契約している携帯キャリアの使いたい放題に入っていましたが、使い方もわかりやすくどこでもネットが使えて満足していました。
必要なものはスマホのみで他の機器を用意する必要がない・渡航前後に手間をかけずに利用できる・操作が簡単
渡航先がローミングプランの対象地域内で機種が対応している場合のみ使える・長期間の旅行には向かない・オプションの使い方によっては高額になる
③SIM/eSIM
海外SIMとは、海外のモバイル回線を利用するために用いるICチップ付きのカード部品の事です。
使い方としては、現地対応のSIMカードを購入して海外のモバイル回線で現地のインターネットを利用します。プリペイド式のため追加料金の心配なく、渡航先やデータ容量、使用可能日数に応じて好みの商品を選べるため自分の旅行に合わせて最小限の費用で利用できます。長期の旅行にも向いています。
SIMとeSIMの違い
SIMには、カード型の「SIMカード」とあらかじめスマホに内蔵された「eSIM」があります。
SIMカード
抜き差し可能なカード型のタイプで、物理的にSIMカードを差し替える必要があります。指先ほどの小さなICチップをスマホのSIMトレイにセットして使用します。現地対応のSIMカードを 家電量販店、空港、Amazonなどで入手可能です。あらかじめ購入しておけば現地到着後に差し替えればすぐ使えます。現地到着してから購入する場合は、店員さんとのやり取りなどで語学の壁がある場合があります。
eSIM
SIMがスマホ本体に内蔵されたタイプ。物理的な抜き差しの必要はなく、別の回線を使いたい場合はスマホを操作して遠隔で情報を書き換えます。SIMカードを購入するのに探したり、挿入したりする手間がないため、事前に購入しておけば目的地に到着した後スムーズにネットに繋ぐことができます。もし複数の国を訪れる場合も、それぞれの国のeSIMプロファイルを簡単に切り替えられるので、とても便利です。
eSIMを利用することで、差し替えの作業が不要になり、オンライン上の手続きのみでスピード開通できるなどさまざまなメリットがあります。移行先の回線用に新たなSIMを用意する必要がない点も大きなメリットです。eSIM対応のプランであれば、オンラインで申し込み後、すぐに使い始めることができます。
購入する前にご自身の携帯がeSIM対応機種かどうかを確認しましょう。主な対応機種は下記を参考にしてください。
- iPhoneだと2018年に発売されたiPhone XR/XSシリーズ以降の全機種（SEシリーズを含む）
- AndroidはGoogle Pixel 2以降、Samsung Galaxy S20シリーズ以降など
お使いの携帯がeSIMに対応している場合は是非選択肢に入れると良いでしょう。もし試したことがない方は、一度使ってみることをオススメします。
eSIMのサービスもたくさんありますが、業界最大手の会社が運営しているworld eSIMなら180カ国対応、低価格から無制限までさまざまなプランから選べます。コールセンターもあり、初めて使う方でも安心です。
通信費を安く抑えられる・旅行に合わせたプランが選べる・長期滞在時はお得・荷物が少ない
SIMカードの場合は紛失や破損の可能性がある・準備や初期設定に手間がかかることがある・有効期間がある
④Wi-Fiルーターのレンタル
海外用Wi-Fiルーターは、1台あれば複数台の端末をインターネットに接続することができます。家族や友達などグループ旅行をする際に便利です。Webや空港などでレンタルすることができます。レンタル会社によって対応している国・地域が異なるほか、国・地域と利用容量、回線速度などで料金が変わりますので、利用したい地域や利用日数で事前に料金をチェックしておきましょう。
自分の端末をそのまま利用できる・料金が定額・複数台の端末が使える・フリーWi-Fiに比べてセキュリティ面でも安心
申込の手間がかかる・返却が必要・故障や紛失した際は弁済が必要・バッテリーが切れると使用できない・ルーターを持ち運ぶ必要がある
Satomiのオススメ
私はahamoを使っていて、日本で契約しているプランでそのまま91カ国で海外ローミングが使用可能なため、海外でのネット問題は正直あまり考えたことがありません。
もし海外旅行が好きで、格安プランにしたい方にはahamoは本当に便利なのでオススメです！
もしahamo以外の選択肢だったら、私ならeSIMを使うと思います。
まとめ
今回は海外旅行でスマホを使う方法4選を紹介しました。
旅行先でも必需品のスマホですが、使い方を間違えると高額請求になったり、不便な思いをしたりする可能性もあるので今回の記事で皆さんの旅行に合わせてぴったりの方法を見つけてもらえましたら嬉しいです。
皆さんの旅行が素敵なものになりますように♡
