【一人旅女子必見】パスポートを紛失したら?緊急時の対応と再発行の手順

こんにちは、元CAのSatomiです!

Satomi
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一人旅中にパスポートを紛失したらどうすればいいの?

海外旅行中にパスポートをなくしてしまうと、不安や焦りでどうすればよいかわからなくなりがちですよね。ですが、適切な手順を知っておけば、冷静に対応でき、無事に再発行まで進められます。
本記事では、パスポート紛失時に最初に行うべきこと、現地での手続き、必要な書類、そして帰国までの具体的な流れを詳しく解説します。元CAの経験をもとに、万一に備えて役立つポイントや心構えもお伝えしますので、トラブルに強い安心の旅を実現しましょう。

【女性一人旅でパスポート紛失】突然のトラブルで帰国も危ぶまれる可能性も!

パスポートは大切な身分証であり、基本的には渡航者は滞在中にパスポートの携帯が求められています。国によっては不携帯が処罰の対象となることもあります。失くした場合は紛失の対応が第一優先になるため、旅行の中断はもちろん、予定していた日程での帰国自体が困難になるかもしれません。

帰国ができない?!一人旅中のパスポート紛失で直面する4つのリスク

  1. 金銭的な負担
    宿泊先や移動手段の再調整に伴う追加費用や、臨時のパスポート発行手数料がかかるため、旅行資金が予想以上に消費されるリスクがあります。
  2. 心理的リスク
    不安や孤独感に加えて旅行先で言葉が通じない場合、交渉や書類手続きがさらに複雑になるストレスを伴います。
  3. 安全面のリスク
    現地で夜間の移動が必要になったり、治安の悪い場所で待つ必要が出る場合、特に女性一人旅では危険が増します。
  4. 帰国遅延の可能性
    フライト変更や追加の手続きによって帰国が遅れる場合があり、仕事や家庭の予定にも影響が出てしまう可能性が高くなります。

パスポートを無くしても大丈夫!一人旅でも落ち着いて帰国するための3ステップ

まずはよく身の回り(鞄の中・ポケット・ホテルの部屋の中など)を確認して、直近でパスポートを使った場所やその他思い当たる場所を探しましょう。
それでも見つからなければ…直ちにアクションが必要です!

具体的な手続き方法 3ステップ

渡航先の警察署で紛失・盗難証明書(ポリス・レポート)を取得する。

この書類は後にパスポート紛失届を出す際に必要になります。現地の警察署の住所はホテルのフロントなどで聞くと確実な情報を教えてもらえるでしょう。

最寄りの日本大使館または総領事館に来館してパスポートの紛失一般旅券等届出届を提出してパスポートを失効させる。

この時にSTEP1のポリス・レポートが必要になります。

新たにパスポートまたは「帰国のための渡航書」の発行を受ける。

短期旅行中で帰国便が近い場合は渡航書の発行の手続きになります。新たなパスポート申請には戸籍謄本が必要な他、発行まで時間がかかるのであまり現実的ではないでしょう。

最低限知っておきたい!大使館・領事館でのサポートと代替手続き

ここでは大使館・領事館で必要な書類を紹介します。注意点として、大使館・領事館は土日祝と平日夜間は営業していませんので、一度電話で来館予定の日時が営業しているかを確認した方がベターです。

大使館・領事館での訪問すべき窓口

  • パスポート関連は領事窓口

海外でパスポートを紛失し新たな旅券を発給する場合は、以下の書類が必要です。(外務省安全ホームページより出典)
今回は旅行で来ていることを想定して、新しいパスポート発行手続きは割愛して渡航書の発行手続きを紹介します。
パスポートの失効手続き→渡航書の申請の流れです。

パスポートの失効手続き

  • 紛失一般旅券等届出書(ダウンロード申請書又は、大使館・総領事館に備え付けのもの)1通
  • 警察署の発行した紛失届出を立証する書類又は消防署等の発行した罹災証明書等

帰国のための渡航書を申請

  • 渡航書発給申請書 1通
  • 6か月以内に発行された戸籍謄本又は抄本(原本)1通 又は日本国籍があることを確認できる書類
  • 6か月以内に撮影された顔写真(縦45ミリメートル×横35ミリメートル) 1葉
  • その他日程等が確認できる書類
  • (手数料 – 大使館・総領事館にて要確認)

渡航書は申請後、当日〜2日ほどで発行されるようです。

Satomi
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これで何とか帰国できそう!!

安心して旅を楽しむために!出発前に今からできる5つのパスポート紛失対策

  1. パスポートのコピーや写真データを持っておく
    出し入れする回数が増えるほど紛失や盗難のリスクは高くなるので、できれば使う頻度は減らしたいもの。パスポート番号が必要なだけの場合は原本がなくても対応できるケースも多々あります。また万が一失くした時は一時的な身分証になるのでコピーやデータは持っておく方が良いでしょう。
  2. 緊急連絡先の確保
    現地の大使館や総領事館、宿泊先、クレジットカード会社、旅行会社、航空会社などをあらかじめメモしておくと、いざという時に冷静かつ迅速に対応できるでしょう。
  3. パスポートの緊急連絡先の欄は英語・電話番号は国番号をつけて書く
    もしかしたら誰か良い人が拾って届けてくれている可能性もあるので、パスポートの緊急連絡先の欄は英語でもきちんと書いておきましょう。海外から日本に国際電話をかける場合、最初の「0」の代わりに「+81」を付けてダイヤルします。なので 「090-1234-xxxx」の番号の人は「+81 90-1234-xxxx」と書く必要があります。
  4. 顔写真のページまできちんと確認する
    CAの同僚でも顔写真の部分だけが切り取られていたり、間違えて家から家族のものを持ってきた人もいたので、手元にあっても顔写真のページまできちんと確認する癖をつけることを心がけましょう。
  5. Airtagなどの紛失防止タグをつけておく
    パスポートケースにタグをつけておけば、紛失した時どこにあるかをデバイスで探し出せます。AirTag ならiPhoneと連動でき、音を鳴らすこともできるので本当に身の回りにないのか確認できますし、紛失モードに設定しておけば手元から離れたらアラートしてくれます。スーツケースにつけておくとロストバゲージした時もすごく便利です。旅行の時は本当に便利なので財布など貴重品にも付けられるよう何個かをセットで買うのもオススメです。

まとめ

紛失しないことが一番ですが、もし紛失してしまったとしてもこの方法で帰国できるはずです。冷静に対応するように心がけましょう。またこれらにかかった費用は加入している海外旅行保険によっては戻ってくる可能性もあるので、「ポリスレポート」など紛失の証明書や延泊したホテルの領収書等は捨てずに取っておきましょう。

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